A&D GX-Z7100EV ¥79,800(1990年頃) 15Hz-23kHz

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Elite Japan Audio
GX-Z9100EVの性能を継承しつつコストパフォーマンスを追求したカセットデッキ。 スーパーGXヘッドの基本性能をさらに引き出すためにヘッドマウント構造を改良したGXISM(The Super Glass & X&Head Independent Separated Mount.)を採用しています。 GXISMは完全独立分離型のマウント方式となっており、録音ヘッドと再生ヘッドを別々にマウントした構造となっています。これによりコンビネーション型ヘッドでは調整不可能であった録音ヘッドと再生ヘッドの個別のアジマス調整が可能となり、ヘッドをメカニズムに組み込んだ後でも一台一台テープ走行に合わせて最高の位相特性に調整できています。 また、ヘッド巻線には音質的に有害な水素ガスの成分を極限まで減少させた最高級無酸素銅線「LC-OFCクラス1材(カンタム)」を採用しています。 再生イコライザー回路に民生用カセットデッキとしては初めてバランス伝送を採用しており、音質を損なう大きな要因となる電磁妨害の影響を低減しています。また、ドルビーNRパス回路を採用しており、ドルビーNRオフ時は再生イコライザーの出力がそのままライン出力となるため、最短の信号経路で出力が可能です。 さらに、ヘッドからラインアウトまで音質に影響のあるカップリングコンデンサーが1つも入らない(NRパス時)完全直結DCアンプを採用するとともに、再生イコライザーアンプにはスーパーGXヘッドにマッチする素子を採用してローノイズ化を徹底しています。 カセットテープの走行をより滑らかにするため、テープの巻取りリールの駆動方式に新開発のデュアル・コンストラクション・リール(D・C・R方式)を採用しています。これによりテープの録音/再生時に発生するリールモーターのトルクムラを吸収し、一層のワウフラッターの改善を図っています。 また、セラミックコンポジット材のテープガイドやハイ・グリップ処理キャプスタンを装備した伝統のクローズドループ・ダブルキャプスタンDD方式のテープトランスポート・メカニズムを搭載しており、安定したテープ走行を長時間維持し走行特性を高めています。 内部コンストラクションにはセパレートブロック・コンストラクションを採用しています。 この構造ではアンプブロックとデッキメカニズム/システムコントロール系をシャーシで分離独立させ、さらにデッキ内部を上下2重構造として細かなシールド対策を実施しています。これによりメカニズムやコントロール用マイコン、ディスプレイなどが発する有害なノイズのアンプ回路への干渉を抑制しています。 さらに、高剛性シャーシ設計によって振動や共振の影響を排除しています。 外部振動を低減するため、セラミックコンポジット材をカセットスタビライザー、サイドパネル(高密度樹脂)に使用しています。 カセットハーフの不要振動による音質への悪影響を低減するため、高い振動吸収特性を持つソルボセインと、振動低減に効果のある非磁性体セラミックコンポジット材をカセットスタビライザーに使用しています。さらに、様々な形状のカセットハーフに対応するためハーフに接触する面を凸型に加工し、密着性の向上を図っています。 また、カセットリッドにはアルミ材を使用しています。 バイアス/レベルのマニュアルキャリブレーション機構を搭載しており、内蔵した発振器(400Hz/16kHz)を用いてテープの特性を最大限に発揮することができます。...

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